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“はせがわかおり”との出会い


みんな大好き“はせがわかおり”。


まずはシンガーソングライターかおりちゃんの作品一覧を。


写真下段左から

1st album2012年作「ZERO」、2nd album2019年作「COLOR」、2023年最新リリースの3rd album「はせがわかおり」。


上段左からは、ライブ音源CDと、本夛マキと一緒にやっているカバーユニット“ヨモギ”のalbum「うた〜以心伝音〜」ですね。


こちらの作品は全て、はせがわかおりのHPからも購入できますので、ぜひチェックしてくださいね。


さてさて。


いまや、本夛マキと一緒にカバーユニット“ヨモギ”もやるようになった、はせがわかおりちゃんとの最初の出会いの話をしようと思います。


1番最初に彼女に出会ったのは、見返したら2009年の6月でした。


東京渋谷7th floorでのイベントライブの時。


その時はたくさん話をしていないですが、彼女がうたったうたが印象的で。


『マンションの12階から落ちてきた植木鉢が頭蓋骨をかち割る時

今日の日はさようならをハミングしていたい

できればよく晴れた日曜日がいい』


と、うたいだしたのを聴いて、わたしはギョッとしたのを覚えています。


「すごいうたをうたう女の子だなあ」と思いました。

(※このうたは2nd album「COLOR」にも収録されている『ちっぽけな願い』という大好きな曲です)


そして、その時はそんなに仲良くもならずで1年後2010年の3月。


神戸のライブハウスで、またもやかおりちゃんと共演する機会をもらいました。


その時の出演者は女性ばかりで、eha!ギタリスト長井ちえさんとベーシスト山田直子さん、格好いい若手だったReiちゃんと、本夛マキとはせがわかおりちゃんでした。


楽屋で『何か最後にみんなでやろうよ!』となりまして。


ちえさんや直子さんは一流のプレイヤーだし、Reiちゃんもギターが格好いい。


Beatlesの“I wanna be your man”をやろうとなったのです。

(※当時のアレンジで、manをgirlに変えてうたうのがeha!さんと本夛マキの中で流行ってました)


ちょうどその話をしていたとき、かおりちゃんは席を外していたので後から本夛マキが、かおりちゃんに伝えたのです。


「かおりちゃん、さっきみんなで話をしてね。

最後にセッションで“I wanna be your man”をやることになったよ!

せっかくだから一緒にやろうよ!」


と、明るく声をかけたのです。


そうしたら、かおりちゃんは大真面目な顔で…


「え、その曲、知らないのでできません。」


と!笑


えーー!断られたー!笑

って、わたしはなりました。


「いや、知らなくてもホラ、I wanna be your girl!ってみんなで一緒にうたうと楽しいよ?」


とか何とか言ってみたけど、かおりちゃんはまっすぐな瞳で。


「英語のうただし、うまくうたえないと思うので、わたしはできません」


と笑。


本夛マキは、まさか断られるとは思わなかったからびっくりしたけれど、まあ無理強いしてもなあと思い、


「そっかそっか、気が向いたら一緒にやろう!」


と伝えて終わったのです。

しっかりと断ってくるなんて、面白い人だなあと思いました笑。


そうして、本番が始まってみんなそれぞれの出番をつないでいって、いよいよ最後のセッションの直前に。


何か、裏でコソコソやっていたはせがわかおりが真剣な顔で声をかけてきました。


「あの、マキさん。

さっきはセッションご一緒するのを断ってしまったんですが…。

わたしなりのうたいかたでよかったら、やっぱり一緒にやらせてもらえますか?」


と、さっきより真っ直ぐな瞳で話してきたのです!!


本夛マキはまたもやビックリして、おおお!となりました。


断ったのに、やっぱりやりたいと言ってきた!!

おもしろすぎる人だ!となったのです笑。


「ぜひぜひ一緒にやろう!」


ということで、無事にその日の出演者全員がステージに上がり、最後のセッション曲“I wanna be your man”ならぬ、“I wanna be your girl”をやり始めたのです。


みんなで順番にうたって演奏していって、とあるサビの

“I wanna be your girl”という箇所を、いよいよはせがわかおりちゃんが歌いはじめたとき。


“彼女になりたーい、彼女になりたーい

彼女になりたーい、彼女になりたいー”


と、うたったのです…!!!


隣で演奏していた本夛マキは、目から鱗出まくりでした。


…日本語でうたったーーー!!!

この人おもしろーーー!!!


と、なりました。


なるでしょう?そりゃあ。


最初は断って、やっぱりやりたいですと言ってきて、自分なりにうたうぞと決心して日本語でうたってきたはせがわかおり。


なんて格好いいんだ…。


コレは衝撃的でした。


もう、この出来事からわたしはすっかりはせがわかおりちゃんのファンになってしまいました。 


最高だったよ!!!

あなたは最高だよ!!


と終わった後に伝えたけど、

本人は“いや、必死でした笑”とか何とか言ってた気がするな。


どうやら、わたしがセッションしよう!と声をかけたときから、“I wanna be your man”をどこかで調べて聴いて裏で練習していたみたい。

しかも英語が難しいから、日本語にして歌い切った度胸と思い切りの良さ…。


さすがだ、本当に素敵だ。


いやー、はせがわかおりは最高ですね。

今思い出しても面白い。


その後、すっかりはせがわかおりが大好きになった本夛マキは、一緒にライブ旅をするようになったりしました。


わたしより7つも年下なのですが、なぜか同じ目線で話ができて、旅をしても爆笑しまくりの楽しい時間ばかりでした。


木村充揮さんの大ファンになっていたかおりちゃんが、木村さんとかおりちゃんと本夛マキ3人のライブを企画してくれたりしたな。


懐かしいフライヤーを発見したので貼ってみますね。


かおりちゃんが描いてくれたフライヤー。

かわいいー。

今見てもわたし、激似ですね笑。


木村さんはアナマキ時代から顔見知りではありましたが、縁を強く結び直してくれたのは、はせがわかおりちゃんのおかげですね。


石田長生さんと再会して、さらに縁を強くしてくれたのも、かおりちゃんだな。

(※はせがわかおりの1st album「ZERO」をプロデュースしたのは石田長生さんでした)


本夛マキになってから初めて出会えた“はせがわかおり”ちゃん。


彼女との出会いは、わたしにとって良い影響力が相当にあります。


出会わせてくれた全ての出来事に感謝しております。


あと、かおりちゃんがはせがわかおりで居続けてくれていることにも感謝です。


ムッシュかまやつさんが、はせがわかおりちゃんのことを言っていた言葉。


『彼女は芯食ってるよね』


さすがムッシュさん、おっしゃる通り。


かおりちゃんみたいな人が、素直に真っ直ぐと暮らしていける世の中だといいな、と心から思います。


そういう世界は、きっとわたしにも誰かにも生きやすいと思う。


そのまま自分に正直にやっていて欲しい。

そのためなら、わたしは全力を尽くしたいと思う。


それぐらいには、彼女のことが大好きですね。


そうして、さらに仲良くなっていって2人で歌うことが増えていってカバーユニット“ヨモギ”も結成することになったのですが。


その話はまた今度。


おかげさまで、2023年内はあと4回も!はせがわかおりちゃんと一緒にやれる現場ライブがあります。

写真で水色のラインを引いているのがそのライブですね。

ぜひ以下からライブスケジュールをチェックしてね!



去年、子供を産んでお母さんになったかおりちゃん。

日々、子育てや生活をすることに奮闘しながらも、はせがわかおりでいることを選んでくれています。


わたしは全力で応援している!

面白くて好きだから!笑


今しかない彼女のうたも、ライブで一緒に感じてくださいね。


次のライブは、もうすぐ11月22日水曜日!


大阪心斎橋ジャニスで、木村充揮さんの大切な夜をご一緒する時間。

中村耕一さんとヨモギ(はせがわかおり×本夛マキ)で参加します!!


詳細は以下をチェックしてください♪


ぜひとも遊びに来てくださいね!


ということで、今日は“はせがわかおり”との出会いとはじまりの話でした。


お読みくださりありがとうございました。


ありがとうくん!

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